7月2日、3日、下園先生は、メンタルレスキュー協会で講座の主任講師を務めました。
メンタルレスキュー協会は、頭でっかちな理論だけのカウンセラーではなく
しっかりクライアントをサポートできる「実力」を育てることを目的としています。
7月2日は『惨事状態を経験し、かつ、うつ状態に陥っているクライエント』を想定した、
ロールプレイを4回。
7月3日は
『うつ・クライシス専門カウンセリングのスキル習得』のための、
ロールプレイを3回、私(根本)も含め、参加者全員、
頭が加熱するほど集中しながら
トレーニングしました。
まずは受講生自身が用意したクライアント像を
指導者の方に指導してもらいます。うつ、惨事特有の
苦しさや症状、行動特性などについて理解を深めました。
その後、4人グループに分かれ、
カウンセラー役、クライエント役、指導者役となり、
1回20〜40分のカウンセリングをします。
もちろん各グループに、本物の指導者もつき、
いつものように丁寧なフィードバックをしてくださいます。
クライエント役だからこそ感じる、心の機微。
指導者役だからこそ見える、カウンセリングの全体像など、
日常では得難い視点に、気付く事ができました。
疑似体験によって、
カウンセリング事例の幅が広がるメリットもありますが、
自分のカウンセリング上の癖を知り、
集中的にトレーニングすることで、
確実にステップアップした自分を感じることができるのも、
このトレーニングの魅力の1つだと感じました。
メンタルレスキュー協会の講座に興味のある方は、
こちらを参考になさってください。
記事担当:根本
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