7月16・17日、メンタルレスキュー協会にて、
CPSとUCPCの認定試験がありました。
CPSとは、クライシス・ピア・サポーターのことです。
クライシス場面で、個人に対し効果的な支援をするための基礎的な知識や
スキルを持っているカウンセラーのことをさします。
UCPCとは、うつ・クライシス専門カウンセラーのことです。
クライアントを取り巻く、家庭や職場などの周辺環境や医療との連携など、
包括的に検討しなくてはならない複雑なケースについて、
いつ、誰に、どのような支援を行うか、臨機応変にニーズに対応できる高い応用力をもつ
カウンセラーのことをさします。
個人支援においては最上級の資格と位置付けられています。
どちらの認定試験も、実技と口頭とで行われます。
下園先生は、主任試験官として参加をされました。
いつもの穏やかな雰囲気は残しつつも、
時折、背筋が伸びるような緊張感が、会場には流れていました。
試験の管理運営をされている、
認定委員さん達も、真剣です。
今回の写真は、お仕事中の認定委員さんです。
カウンセリング技術は、
結果を数値化できるものではありません。
それだけに、とても良いカウンセリングをされているのに、
たまたま、運、TPO、クライアントさんとの相性が悪かったことから、
自分の技術に、自信を無くしてしまう方もいます。
非常にもったいないです。
自分のカウンセリング技術の強みと弱みを客観的に知ることは、
技術アップに向けての、大きな一歩になります。
また、認定試験で認められたという自信は、
信頼できるカウンセリングとして、クライアントさんにも伝わります。
次回は12月3、4日です。
興味のある方は、こちらまでどうぞ。
記事担当:根本
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