臨床心理学第16巻第5号に、京都大学の杉浦先生が「治療的会話をはぐくむ工夫」を寄稿されています。
先生のお噂はかねてから伺っていましたが、テレビとスマートニュース以外にあまり情報収集しない私は、今回初めて先生の文章を読ませていただき、感銘を受けました。
理論だけでなく、実践力を高め、いかに具体的にクライアントの力になっていくか、そのような思いと深い思考、謙虚なお人柄を感じることができうれしくなりました。
特に、最後に
「読者の皆さんの身近なところに、陪席であれ、マジックミラーであれ、録画であれ、相談場面を実際に見せてくれる指導者ないし先輩が存在すること、そして実際に体験しながら時間をかけて徐々にスキルを磨いていける環境があることを、切に願うものである。」とあります。
私たちメンタルレスキュー協会が、まさに目指し、実践のために努力している環境です。
カウンセラーを目指す皆さん、ぜひご一読を。
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