5月18日フォローアップ講座が開講されました。
フォローアップ講座とは、スキルアップ講座を修了した方が、講座終了後に無料で参加できる、特別講座になります。
講座を修了していない方でも、受講は可能です。 興味がある方はこちらからお問い合わせ下さい。
今回のテーマは脱力です。
まずは実技で体を緩めます。1日の緊張をほぐしたところで、怒りについてのディスカッションが行われました。
その中で、特に興味深いお題が、受講生さんから提案されました。
「怒りをあまり感じないのだけれど、怒りの感情は感じたほうがいいのでしょうか?」
皆さんがもし、この問いかけをされたらどう答えますか?
折角なので、続きを読む前に、ちょっと、考えてみてください。
下園先生からのコメントは、以下の通りでした。
「怒りは人間関係や、自分の立場を悪くすることが多いので、感じないほうがいいです。ですが、例え小さなレベルの怒りであっても、“感じていない”と抑えるのはよくありません。
怒りはまず、身体の緊張という形で出てきます。
行動に出てくるのはその次です。イライラしたり、口調がきつくなったりします。
お酒を飲むとけんかっ早くなったり、口論になりやすいのは、怒りを抑える力が、アルコールによって弱まるからです。
今日復習した脱力は、怒りの初期症状である、緊張にも効果があります。
怒りの原因となっている、記憶の補修にはなりませんが、緊張を解くことで怒りの閾値を低くすることが出来ます。
脱力法を上手に使って、小さな怒りをこまめに対処し、怨み記憶に成長させないようにしましょう。」
6月2,3日に開催される入門コースでは、脱力法はもちろん、怨み記憶にまで成長してしまった怒りへの対処法も学びます。
興味がある方は、こちらまでどうぞ。(記事担当:根本)