本にはいろんな情報が入っていますし、思考を刺激してくれます。
ただ、「生き方」についての本を深く理解するには、タイミングが重要だと思うのです。
ある経験をする→うまくいかなかったことについて問題意識を持つ→本を読む→ヒントを得る。このパターンが一番、本の内容が頭に入り、自分なりのひらめきもあるものです。
先日、メンタルレスキュー協会のメッセージコントロールという講座がありました。2日目の朝、ある参加者が、「昨日の講習の後改めて教科書を読むと、事前に目を通していたのとは全く違う深い意味が見えて、理解がぐっと深まりました。本当にメッセージコントロールって大切なのですね」と話してくれたのです。その方は、2日目の実習では、前日と比べ物にならないぐらい高いパフォーマンスを発揮されていました。
若いころ見た映画や本、歌を、時がたってからもう一度体験すると、その年齢なりの新しい見方ができることがあります。深い理解には「体験」が重要なのです。
皆さんも、単に本を読んで「わかった」気になるのではなく、体験を通して、その本当の意味を理解してみませんか。ぜひ、感ケアやメンタルレスキュー協会の体験・入門講座に足を運んでみてください。