自分の弱みを認める勇気

自分の弱点を認めるのは、怖いことです。クライアントも自分の弱点を認める勇気を持つと、明るくなり始めることが多いのです。

先日、テレビを見ていたら、松岡修造さんが卓球の張本智和君にインタビューをしていました。ご存知の方もいるかもしれませんが、最近の張本君は少しスランプに陥り、試合中にもやる気がない感じも見られていました。松岡修造さんがそれを指摘すると、「負けたのは手を抜いていたから、本気を出したら負けない…という言い訳をしていた」と打ち明けてくれたのです。チャンピオンになったら、会場の全員が自分の敵になった、とも話してくれました。

私は、16歳の彼が、テレビでこれだけの自己開示ができることに、驚いたのです。

弱点を認める力のある彼は、これからもどんどん成長するでしょう。今後が楽しみです。