人が苦手

もっと気楽に、強気に他人と付き合いたい、そう思う人は多いものです。

病的な対人恐怖ではなくても、人は誰でも人を恐れるものです。人類の歴史の中で、人を一番殺した動物は人だからです(病気の媒介を入れると、蚊が一番だそうですが…)。

ですから対人恐怖的な気持ちがあっても、当然だと思ってください。そのことで自分に過剰にダメ出しをしないことが大切です。自分へのダメ出しは、自分で自信を失わせる行為。ますます、他人が怖くなります。

とはいえ、対人恐怖は苦しい。少しでも何とかしたい。

実は、恐怖心が大きくなる要素としては、感覚(感受性)、感情、エネルギー(疲労)、記憶、刺激の強さ・頻度などがあり、対人恐怖は、一時的なもの固定的なもの(積みあがったもの)、固有の人に対して、「人」全般に対して、などの種類があります。

苦しい状態を少しでも楽にするには、このような要素をきちんと理解・分析して、自分なりの対処法を模索することが必要なのです。

明日(11月8日)の夜、フォローアップ講座で対人恐怖を扱います。すでに多くのお申し込みがありますが、興味のある方は、当日でも結構ですから会場にお越しください。