「ミヤネ屋」に出演しました

27日に昼の報道番組「ミヤネ屋」に出演しました。私のコラムを読んでくれたディレクターが、コラムの内容を主体に紹介してくれるというので、急遽でしたがお引き受けしました。数枚のパネルも準備され、番組紹介的に流れる前撮りも取り、準備万端です。

しかし本番では、日々変わる患者数や、有名人の感染、都の対応などのニュースが多く、結局私がお話しできたのは、予定の3分の1ほどでした。残念だけれど、それがTVの情報番組だから仕方がない。

ただ、私が最後に伝えたかったコメントがあります。それだけここで伝えたい。

 

東日本大震災で自衛隊が頑張れた一番の要素は、国民からの感謝の声でした。今、コロナに対応して、医療現場で多くの人が戦っています。しかし、国民の感謝の声はしっかり届いているでしょうか。

26日の夜、ロンドンの街にサイレンが流れ、国民が一斉に拍手をしたそうです。コロナと戦う医療従事者への感謝の拍手です。町明かりに響く大きな歓声と拍手が2分間ほど続きました。

日本では、日々増える感染者、自粛ムードへの反発、生活の不安に意識が向いていますが、自分の身を危険にさらし、疲労困憊もいとわず戦っている人々の存在を、私たちは常に忘れてはいけない。それだけでなく、ぜひ、その声を近くの医療従事者に直接伝えてほしいのです。人は人の応援があると頑張れるものです。