今こそ感情について学ぶチャンス

感情のケアプログラムでは、実際に自分が感じている感情を取り扱いながらトレーニングをします。その時、最近あった「不安なこと」「悲しかったこと」を思い出してもらうのですが、案外これが難しい。そんなに不安なこと、悲しいことは思い出せません、という人が結構多いのです。悪いことではありません、つまり、その方が比較的平穏な日常を送れているということです。

ところが今回のコロナに関しては、多くの人々が不安、自責、無力感、怒り、焦り、悲しみなどの様々な感情を感じたことでしょう。

つらい体験をしたときは、その感情にどう対応したらいいのかというモチベーション(動機)が大きくなり、学習意欲と効果が増す時期です。

感情をケアする方法をはじめから学ぶ「感情のケアプログラム」入門講座を7月4日に開催します。翌日はスキルアップ講座です。オンライン講座ですので、遠方からも参加しやすいと思います。実際海外から参加される方もいらっしゃいます。

また、このような多くの人々を巻き込む変化や悲惨な出来事は、これまでの歴史の中で何度もあったのですが、それを救ってきたのが宗教です。「世の中が痛んでいる」今、宗教に携わる方々が、どんなことを考え、感じているのかも興味深いところです。

今回、以前からお付き合いのある真宗大谷派の僧侶三橋尚伸先生とオンライン座談会を行うことになりました。6月23日20時から1時間、YouTubeでライブ配信されます。興味のある方はのぞいてみてください。